『過重な負担×判断の視点』
★過重な負担の基本的な考え方★
| 項目 | 考え方 |
|---|---|
| 事務・事業への影響 | 配慮を行うことで、サービスの質や安全が大きく損なわれる場合は負担と判断される。 |
| 実現可能性 (設備・技術・人員) | 建物構造・機器不足・人員不足など、 物理的・技術的に対応が困難な場合。 |
| 財務状況 | 経営状態から見て、対応が継続困難なレベルの負担となる場合。 |
| 費用負担 | 事業所の規模に対して著しく高額な費用が必要となる場合。 |
| 事業所の規模 | 小規模では困難だが大規模なら可能など、規模に応じて対応可能範囲が変わる |
| ※正当な理由には ならないもの | ※「忙しい」「前例がない」「危険が想定される」などの抽象的理由。 |
| ※過重な負担と 判断する際の注意点 | ※過重な負担と判断する場合でも、代替案の提示や対話の努力は必須。 |
★過重な負担の判断視点(参考程度)★
| 基本的な考え方☑リスト | 視点(参考程度) |
|---|---|
| 本来の業務、役割か? | <サービスの目的を超える要求か> ・そのサービスの人員配置で可能かか ・介護職が行う業務か ・施設基準に沿ってるか 等 |
| 安全確保を損うか? | <安全確保が困難か> ・本人の安全 ・他者の安全を脅かす行動 ・職員の安全を脅かす行動 ・他入居者の転倒や事故リスクが増える ・職員配置が隔たり、見守りが薄手になる ・夜勤の体制で対応可能か 等 |
| 他入居者の権利を侵害するか? | <集団の場の場合等> ・特定の利用者への対応で、他の利用者の生活が制限されないか ・共有資源(スペース、時間、職員)の占有が長時間にならないか ・職員が一人に張り付くことで他のケアが遅れないか 等 |
| 設備基準を超えている? | <設備上不可能な要求> ・その事業所の設備で対応可能か ・個室確保が物理的に可能か ・医療機器の設置が施設基準外か ・感染症対応の隔離環境がないか 等 |
| 職員配置基準を超えている? | <人員体制を超える要求> ・24時間の個別見守りは配置基準上不可能 ・看取り期の医療的ケアが増大し、介護職では対応困難 ・行動障害への専門的支援が常時必要 |
| 実施可能性はあるか? | 上記を踏まえ実施可能か? |
《カテゴリー》現場の方向け
<参考>福祉サービス事業者用のガイドライン(障害者差別解消法・対応指針)
